無駄

仕事も前半戦終了。
飯さ喰って、後半もダラダラ頑張ンべかね
なんて、モサモサ食事を取っていたら電源ズドン。

静まり返る職場。
下っ端　(；゜∀゜)　ナニガアッタノ・・・
エライ人　(ノ∀`)　アチャー
ワタクシ　ヽ( ´∀｀)ノ　ハイオワリ−

こんな感じ。
　
　

広い職場のどこかが漏電。
どこかって、何処さね？
『ブツクサ文句を言いながら食べかけの食事を残して出撃』
と言う死亡フラグを立てて職場内を探索。

『まずは怪しいところを探そう』

そう言われて漏電箇所を探そうとするも
冷静に考えると怪しくない所の方が圧倒的に少ないのよね、ココ。

・・・ない。ないったらない。
コンセント類は全てオッケー。
照明等の電源は早くも復旧。

『コレで怪しい箇所はかなり絞られてきたな。
　夜勤の間稼動している、たった三台の機械のどれかじゃよ』

うん、まあ、大雑把に言うとそうなんだけどね。
細かく言うと
『アツアツ機械さん達の数百はあるコネクタのいずれか』
触りたくねー！
推理ゲームの様な時間を過ごしつつ
右往左往した結果、ようやく問題箇所を発見。

『ちょっと一服してから修理するか』
と、休憩室に戻ったら
ラーメンが汁なしうどんになってて食感アップボリュームアップ。
その昔、同級生の家族が経営してる中華料理屋に出前を頼むと
いつもこんなのが来たよねー
そう言えばあそこの焼きそば、キテレツな味だったなぁ・・・
なんてどうでも良い思い出。

　
　
真っ赤に燃えたヒーターをまともな物に変える。熱い。イヤになる。
「そことその線を繋いで」偉いさんの言葉だ。
うるさいんだよ。俺は電気屋じゃないただのオッサンなんだよ。
「気を付けて！」うるせぇんだよこの下っ端が。

悪戦苦闘を重ねながらもショートした部品の交換が終了。
終った頃にはもう夜明け。
今日は曇りだ、気分が盛り上がらない。

後はちょいと手を加えてって所で朝勤の蟹さん登場。
『どうしたんですか!!』朝っぱらから元気な奴だ。
「漏電したんですがな」本当はどうでも良い。下っ端早く来い。

状況を説明、蟹の大声にみんながいらつく。

温度センサー装着
蟹が手伝いに来る、っていうか邪魔。
何故かワタクシの手がヒーターに押し付けられる。
熱い、いやがらせか?殺すか?
　
　
　
そんなこんなでやっと作業終了。
終ってみたら終業15分前。

ちょうど良い時間になっちまいましたね〜
なんて談笑しながらスイッチオン。
そして電源ズドン。
異常個所もう一丁。
振り出しに戻る。四苦八苦。七転八倒。諸行無常。

夜勤のみんな　(´・ω・`)ショボーン

こんな感じ。
蟹だけwktk。　
　

蟹に任せると直すどころか破壊工作をしてしまうので
『何もしなくていいから、上長来たら電気屋呼ぶように言ってね』
そう言い残してトボトボ退社。

とても、寒い夜の事。