時代とか

2007年1月19日 日常
その昔
トレンディドラマなんて
小っ恥ずかしい名前のジャンルがあったわよねぇ・・・

ほんで
トレンディ俳優
なんてこれまた小っ恥ずかしい括りもあったり。

もー何もかもがオサレ。
基本的にブサイクは存在しないし
やってる仕事も塗装業とか左官屋は当然の事ながら
だらけたコンビニ店員とか
一刻も早く逃げ出したがってる運送業とかはマズありえないのよ。
仲間が集まりゃワインで乾杯ンヌ。
家に帰ればこれまたオサレなワンルームでロフト仕様。
やたらと豪華なインテリア。

と、フツーに考えりゃ
反感買いそうな設定の内容スッカスカなドラマが
90年代初頭に粗製濫造されていたんですが
あれは時代性みたいな物を映し出していたんですかねぇ・・・

実際ン所の一庶民は
小汚いオッサンに囲まれながら
毎日せかせかと稼いだお金の余り物で
焼き鳥屋で同僚と軽く一杯。
『俺もドラマみたいな恋愛がしてぇYO!』
なんて、ドラマ性たっぷりな顔面でつぶやく同僚に
『うんそーだね、まー無駄だけどね』
とやる気の無いリアクションを返したりなんかして生活感たっぷり。
そうそう、飲み屋と言えば
『コンパ御用達』ってな感じのお店もゴロゴロあったな、と。
でもワタクシ、そーゆーところで飲んでも
背中がスースーする感じでちっとも落ち着けなかったんですよね。
『・・・焼き鳥屋行きて』
内心そんなことばかり考えたり。

CDも今からすると信じられねい売れ方してましたよね。
200万枚とか。
たまに、通勤中に聞くネタが無くなって
当時のCDを車で掛けたりするんですが
なんか、もー、全っ然ダメ。
一発屋で終った理由が今になって良く解る。

 
 
当時を指して失われた10年と言われたりしていますが
それでも一庶民はなんとなく毎日が楽しかった様な。
妙にフワフワしていたと言うか。
単純に先を考えていなかっただけかもしれませんね。

当時のお仕事を続けていたらどうなっていたのかな?
バブル崩壊とともにクビ?
しぶとく生き残っていたかしらん?
でも給料は下がってたかなぁ・・・
右も左も解らんペーペーの小僧ッコが
一日一万五千円も稼ぐなんてありえないだろうし。
ホント、好き勝手やれたもんだわいな。
 
 
 

・・・ってな事をボケーっと考えながら
毒と粉塵からボクらの健康を守るため
毒と粉塵をたっぷり吸ったフィルターを掃除して
毒と粉塵まみれになった良く晴れた冬の一日。

ゴーグル、マスク、ヘルメット、と
極左ゲリラみたいな格好をして。

帰宅後お洗濯を必死にやって気絶するように眠り起きたら夜中。

トレンディ。
超トレンディ。
 
 

今週も、疲れたなぁ・・・
 

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