一家団欒

2006年10月22日 日常
ママンと食事をしていた時の事。

夕餉を食べ終え、メイド達がいそいそと食器を片付ける中
ママンは執事のセヴァスティアンに紅茶を持って来る様命じると
ワタクシに向かって、こう仰いました。

『最近、あの綺麗なヒト来ないね、どしたんなら?』
 
 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ(トラウマの開く音
 
 

いや、ママン、その、なんつうか、色々

『よいよ、神経質で面倒臭いオマエなんかに
 よくもまぁ、引っ付いてるもんだわねェ』
 
 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ(トラウマの開く音
 
 

『あのヒト、幾つ?』

年上でございます。

『そうなんだ、若く見えるけど
 んで、どしたんなら?』

・・・別れちった

『へ?』

別れたっス。

『何で?何で?』

・・・っさい。

『教えてくれたって良いじゃないのさ』

・・・一身上の都合

『オマエは神経質だからねェ・・・
 その辺に問題があるんじゃない?
 おおらかに育てたつもりだったんだけど・・・
 どうしてこんな面倒臭い奴に育ったのか』
 
 

ゴゴゴゴゴゴゴゴ(トラウマ略
 
 

『コレが最後のチャンスだったかもしれないのにねェ』
 
 
 
 
ゴゴゴゴゴゴゴゴ(トラ略
 
 
 

 
セヴァスティアン!
バズーカ砲持って来ォい!!

このアマ、フッ飛ばしてやる!!!!
 
 
 
 
 
 
『コレでもう、デート代も要らんじゃろ?
 ほしたら、もっと家に金入れんさいな』
 
 

 
 
ごめんなさい。
ホント、自分でも何でこんなに調子に乗っちゃったのか。
イヤ、喧嘩腰とかそんなんじゃなくって。
ちょっと精神的に昂ぶったって言うか。

もう逆らいません。
 
 

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