オヤジと言うよりオヤヂ

ふ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん・・・・・・坊主ぅ？

アレか？君の毛髪は
一掴み一万円位の価値がある
とでも言いたいのかね？

別に反省なんかしなくったって良いのよぉ。
お金返してくださればね。
　
　
　
　
さて日記

仕事がハケた後
小用があって旧知の人と会う事と相成りまして。

・・・嫌々だけどね。てへ。

いつ以来か忘れる位
久しくツラを拝んでいなかったのですが
なんと言いますか
時の流れと言うの物は人を変えるものですな。

かすかな記憶に残る彼の姿は
ガリガリ、貧相だったのですが
いざ顔を会わせてみると
相変わらず線が細く頼りない感じ。
今にもポキっと折れそうなほど。
　
　
　
腹以外は。
　
　
　
痩せてる人間が内臓脂肪だけ増量させると
宇宙人みたいっスね。
オマエはリトルグレイか。

　
そんな異様な姿をニヤニヤ眺めつつ
小一時間程、立ち話をしていたんですが
トートツにある異変に気付いたんです。

彼は風上に、ワタクシは風下に
そんな立ち位置で会話をしていたんですが
風がそよぐたんびにですね・・・
　
　

　
　
　
　
　
オッサンの匂いがする。
　
　
　
　
そう言えば
以前の彼は父親を嫌悪していまして
学生時代、事有る毎に
『奴の体からは死臭がする。俺はあの様にはならない』
って言ってたんだけど
どうにも遺伝には逆らえない様で。　
　
　
　
少年は成長し、やがてオトコとなり
そして・・・オッサンになる。
　
　
　

オトコって奴は、哀しい獣なのさ。

嘘です。
　
　
　
今現在、周囲のオヤヂに辟易してるアナタ。
『彼にも少年時代が有ったんだろうね』
たまにで良いからそんな事を想って
少しだけ普段より優しくあげてください。
　
　
　
今現在、周囲のオトコにうっとりなアナタ。
『彼にもオヤヂ時代が到来するのかしらん』
比較的しょっちゅうそんな危機感を持って
全力で阻止してあげてください。