ボチボチ日付が変わるね
って頃合に、店の外からただならぬ気配。
意識をそちらに向けると
年の頃、10代後半と言った所でしょうか?
おかっぱ頭の妙に眼つきの悪い少女が
こちらを睨みつけておりまして。
一目見て直感しました。
コイツぁ、ヤバいって。
そのままこちらを睨みながら入り口前で右往左往。
入るか、入るまいか迷っている模様。
やがて店内に入って来るとか細い声でこう呟いたんです。
『私の中学校の同級生、○○ちゃんは何処ですか?』
直感的中〜♪
『ここには居ないんですか?』
えっと・・・ウチの店にはそう言う名前の人は居りませんが。
『そうですか、何処に居るか解ります?』
イヤ、ちょっとぉ・・・
諦めてスゴスゴ立ち去る少女。
ワタクシ背筋にイヤな汗。
季節の変わり目には
こう言った方が増えるんですよね。
今回は一目見て解っちゃったもんなぁ・・・
ワタクシの長年の経験で培った勘って奴も
まんざらじゃ御座いませんな。おほほほほ。
んで、困った事に
30分もしない内に再び少女来店。
『私、お金持ってるんだぁ〜』
ポカ〜ン・・・
ハナっから飛ばすねぇ、この子は。
『ホラ、いっぱいあるでしょ?』
うげっ!!何でこいつこんなに金持ってんだ?
と、一瞬動揺してしまった物の、気を取り直して
お父さん、お母さんが心配するから早くお帰り。と。
『誰も心配してくれないんだぁ・・・』
うげ・・・地雷踏んだかしらん?
『・・・・・』
沈黙の後、突然奇声を上げる少女。
『あ!!NANAだ!!
コレ本物?本物なの?
新品?中古?』
コンビニじゃ中古本は扱ってないし
何よりNANAのパチもんってあるんですかね。
新発売で本物である事を伝えると
少女は喜色満面の体で本をレジに持ってきて
高らかに宣言しました。
『私ね〜NANAが無いと死んじゃうんだ』
・・・NANAは君が無くても死なないけどね。
さておき無事NANAを買った少女は意気揚揚と外へ。
ワタクシすっかり精神疲労でテンションダウン。
一体全体、奴はなんだったのか。
まあ、季節の変わり目には
得てしてああ言ったお客さんが増えるもんで。
ワタクシの熟練レベルの勘ってのも大した物。
もはやエスパークラス?
結構自慢できるんじゃな・・・ってまた来たよぅ!!
今度は何さ!!
『自転車が動かないんです〜』
ったく世話の焼ける奴だ。
パンクでもしたか?と見に行くと・・・
あ〜こりゃ確かに大変だ。
動かないよね。ビクともしないよね。
鍵掛けたままじゃね!!
ハイここに鍵さして。
で、ひねる。
ハイ、動くね。帰れるね。それじゃあね。
と、半ば強制排除的に
少女にお帰りいただいた次第でございます。
以後、少女が当店に来る事はありませんでしたが
ホンットに春ですね。
色んな人が居るもので。
この子の場合、極度の構ってちゃんだったんでしょうか?
ンな事はどーでもいいけど。
はぁ〜・・・
久々の強烈なキャラクターの登場で
ややグッタリ気味でございます。
って頃合に、店の外からただならぬ気配。
意識をそちらに向けると
年の頃、10代後半と言った所でしょうか?
おかっぱ頭の妙に眼つきの悪い少女が
こちらを睨みつけておりまして。
一目見て直感しました。
コイツぁ、ヤバいって。
そのままこちらを睨みながら入り口前で右往左往。
入るか、入るまいか迷っている模様。
やがて店内に入って来るとか細い声でこう呟いたんです。
『私の中学校の同級生、○○ちゃんは何処ですか?』
直感的中〜♪
『ここには居ないんですか?』
えっと・・・ウチの店にはそう言う名前の人は居りませんが。
『そうですか、何処に居るか解ります?』
イヤ、ちょっとぉ・・・
諦めてスゴスゴ立ち去る少女。
ワタクシ背筋にイヤな汗。
季節の変わり目には
こう言った方が増えるんですよね。
今回は一目見て解っちゃったもんなぁ・・・
ワタクシの長年の経験で培った勘って奴も
まんざらじゃ御座いませんな。おほほほほ。
んで、困った事に
30分もしない内に再び少女来店。
『私、お金持ってるんだぁ〜』
ポカ〜ン・・・
ハナっから飛ばすねぇ、この子は。
『ホラ、いっぱいあるでしょ?』
うげっ!!何でこいつこんなに金持ってんだ?
と、一瞬動揺してしまった物の、気を取り直して
お父さん、お母さんが心配するから早くお帰り。と。
『誰も心配してくれないんだぁ・・・』
うげ・・・地雷踏んだかしらん?
『・・・・・』
沈黙の後、突然奇声を上げる少女。
『あ!!NANAだ!!
コレ本物?本物なの?
新品?中古?』
コンビニじゃ中古本は扱ってないし
何よりNANAのパチもんってあるんですかね。
新発売で本物である事を伝えると
少女は喜色満面の体で本をレジに持ってきて
高らかに宣言しました。
『私ね〜NANAが無いと死んじゃうんだ』
・・・NANAは君が無くても死なないけどね。
さておき無事NANAを買った少女は意気揚揚と外へ。
ワタクシすっかり精神疲労でテンションダウン。
一体全体、奴はなんだったのか。
まあ、季節の変わり目には
得てしてああ言ったお客さんが増えるもんで。
ワタクシの熟練レベルの勘ってのも大した物。
もはやエスパークラス?
結構自慢できるんじゃな・・・ってまた来たよぅ!!
今度は何さ!!
『自転車が動かないんです〜』
ったく世話の焼ける奴だ。
パンクでもしたか?と見に行くと・・・
あ〜こりゃ確かに大変だ。
動かないよね。ビクともしないよね。
鍵掛けたままじゃね!!
ハイここに鍵さして。
で、ひねる。
ハイ、動くね。帰れるね。それじゃあね。
と、半ば強制排除的に
少女にお帰りいただいた次第でございます。
以後、少女が当店に来る事はありませんでしたが
ホンットに春ですね。
色んな人が居るもので。
この子の場合、極度の構ってちゃんだったんでしょうか?
ンな事はどーでもいいけど。
はぁ〜・・・
久々の強烈なキャラクターの登場で
ややグッタリ気味でございます。
コメント
近所のちょっと精神がファンシーな人
って感じでしたけどね。
家出にしちゃ、小奇麗だったし。