お客に貴賎なし、とは言えども・・・

音楽漫画の最高峰は
TOYでもなくBECKでもなくNANAでもなくって
デトロイト・メタル・シティ。
（精神的に参ってます、の意）



さて日記

『このお客だけはダメなのよ、逃げたいのよ』
なんて事をワタクシが言うと

客を差別するなんてとんでもない。
そんな店員は間違ってる！！

と、仰る方も居られるでしょう。

でも、どうしてもダメなお客がいて。

大抵のお客は、臭かろうが態度が横柄だろうが
顔で笑って心で激怒、普通に接客が出来るんですが
ただ一人だけ・・・

始めは『妙に馴れ馴れしいお方』
程度にしか思っていませんでした。
どんなに混んでてもワタクシのいるレジに来て
一言、二言と声を掛けていく
その程度でした。

その内、名札を見て名前を覚えたらしく
ワタクシの事を姓で呼ぶ様に。
この辺りで『馴れ馴れしい奴だなぁ・・・』
とは思い始めたんですがね。

んで、ふと、気がついた頃には
この人、釣銭を受け取る時
ワタクシの手ごと持って行こうとするんですね。
小銭の時も、そして札の時も。

おかしくないですか？
札なんて店員の手に触れる必要なんて無いのにですよ？

ワタクシもさすがに気色が悪いので
レシートを使って防御壁としたりと
虚しい抵抗をするのですが、それでも手を触られて。


ワタクシ、この人だけは露骨に避けるようにしました。

だって怖いのですもの。
思いっきり目を合わせてくるんですもの。
好き好き光線、出てるんですもの。


んで、昨日『ぐわ、来たよ・・・』って思ったんで
スゴスゴとバックルームに逃げようとしたら
後から付いて来て、話し掛けてくるんですよね。

『下の名前、なんて言うの？』って。


もちろん、無視。
ア〜ア〜、聞こえな〜い
って感じで無視。


怖い。
物凄く怖い。

弓矢持ってきて、ママン！
撃つから！！



疲れました。
何故に神はワタクシにかような試練をお与えになったのか。


一体全体、何が哀しくて
柔道やらせたら物凄く強そうで、圧し掛かられた日にゃ
出来る事なんて『覚悟を決める』位しかない様な
超屈強なオッサンに
慕われなきゃならんのでしょうか？

この人に迫られる位なら
林真須美に言い寄られた方が遙にマシです。



人間死んだらみな平等。
金持ちも貧乏人も、あの世に持って行ける物なんて無い
なんて言いますが

貞操だけは持って行きたい物ですね。

ホントに。



・蛇足

ちょいと前、お店に
『そちらで働いている
　おまつりと言う男の住所を教えてください』
なんて電話が有ったらしいのですが・・・まさか・・・

ある日、トートツにこの日記を閉鎖する様な事が有ったら
『何か、起こってはならぬ事があったんだな』
と、察してやってください。

・・・ぢの薬とか、要らないからな。