疲れてるだろう?
って、急遽土曜に休みを貰い
更に有明までの交通費を何故か2人分貰い
今週末はツイてらぁって感じ。

仕事も好調にこなし、善き日哉
であったのだが・・・

夜中、ド派手な頭の悪そうな餓鬼が現れる。
この手の人種であれども普通に買い物をしてれば
外見などどうでも良く、なんら害は無いのだが
化粧品売り場で立ち止まった餓鬼
こちらに向かって一言
「オイ!!ちょっと!!」って。

その横暴な呼ばわり様に内心腹を立てながらも
何で御座いましょ?
と、プロ意識むんむんで接客。

すると餓鬼は傲岸不遜を絵に描いたようなツラで
「この辺の香水さぁ、サンプルとかねェの?」
とのたまう。

馬鹿。
見ても目に止まらない物はいくら探したって無いんだよ。
何処に目ぇ付けてんだよ。

「生憎と、そういった物は只今なく・・・
と、言いかけたところで

「ちっとで良いから使わしてくんねぇ?」

「ちっと」などと軽く言うが
「ちっと」使われた時点で商品の存在価値は無に帰すのだ。
冗談ではない。
やんわり拒絶したところ

「頼むよ。もうすぐオンナが来るんだよ」

驚いた。
呆れた。
腹が立った。

全く以て、なんたる糞餓鬼であろうか。

これが例えば
「これから彼女の両親に会いに行くのですが
 たった今ドブに落ちてしまったのです」
なんて理由ならば、こちらも仏心の一つでも出して
仕方がない、今回だけだよ。
ってな気持ちになるもんだが

この糞餓鬼は
ひたすら虚栄心を満たす為
イケてる俺様を演出する為

そんな下らん事のために
当店に対し無駄な損失を強いているのである。

大体からしてこの糞餓鬼は何やら勘違いをしている。
誰でもかかる安物香水の匂いで
貴様のような糞餓鬼に惹かれると思ったら大間違いだ。

例えば、自分がコイツのオンナだったら
「今タダで使わせてもらったんだよ。良い匂いだろ?」
なんて言われても
「ふ〜んそうなんだ・・・」
と、猫が柑橘類の汁を顔面に噴き掛けられた様な
心底迷惑って顔をしながら答えつつ、内心は
「臭いんだよ、馬鹿。くしゃみが止まらねぇよ、馬鹿」
としか思えないであろう。

また、この糞餓鬼に良い様に連れ回された後
ホテルに連れ込まれ、接吻や性交を強要された際など
匂いの元凶が自分の顔面の至近距離で存在している訳だから
当然、くしゃみもピーク。
糞餓鬼が自分の口腔内に蛆虫みたいな舌を挿入して
ぬらぬら動かしている時に
「ぶわっくしょい」と特大のくしゃみを一発。
勢いで糞餓鬼の舌を噛み切ってしまい大騒ぎ。

この事件をきっかけに何の因果か
『平成のプチ阿部定』
として持て囃され、それを聞きつけた
頭の悪いスポーツ紙編集者の手によって
女流官能小説化としてデビュー。

淫靡を極めた描写が巷で大ブレイクし
出す本全てがベストセラー。
老後は幸せな印税生活。

あぁ、畜生。
そんな人生歩めるんだったら、俺も女に生まれたかったなぁ。

 

と、だいぶ話が脱線したが
とにかくサンプル提供なんて真っ平ゴメンだ。

すると糞餓鬼、今度は
「じゃあ。究極の選択な。
 今ここでちょっと使わせるのと
 オレがコレ万引きするの、どっちが良い?」

自分は愕然とした。

戦後の日本社会はここまで歪みきってしまったのか。
始祖が汗水たらし、時には命を散らし創り上げて来た
日本社会はここまで堕落してしまったのか、と。

この様な糞餓鬼は、生かしていたら後々祟る。
ヤルなら今だ。

だが、しかし
花を売らぬ花売りなど存在意義が無いのと同じ物。

サービス精神を忘れた上
暴力を振るってしまうサービス業務員など
生きている価値は無い。

すんでの所で思い直した自分は
極めて冷静、且つ無表情で
「どっちもダメ」と。

激昂する糞餓鬼。
「そんな口の聞き方があるか!オレは客だぞ」と。

自分は深呼吸を一つした後
「今更客もヘッタクレもあるか。
 物を盗むと公言してる奴に
 何故丁寧に接客などせんければならんのだ。
 第一オマエはさっきから人の事をオマエ、オマエって
 気安くオマエ呼ばわりしてくれているが
 こちとらはオマエのような奴に
 気安くオマエ呼ばわるされる筋合いなんざ
 コレっぽっちもねぇんだよ。わかってんの?オマエ」

と反論すると糞餓鬼は
訳の分からぬ事を早口でまくし立て店内より退散。

こうして
当店の損失、治安の悪化、腐敗する日本社会
は未然に防がれたのである。

 
 

深夜のコンビニって、意外と大変でしょ?
 

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